喫煙考察〔その薬効について〕

    喫煙は百害あって一利なし、と言う偏見のせいで喫煙の理学的研究は停滞したままですが、ここで喫煙効果について検証したいと思います。喫煙とは植物のタール成分を利用した生体バリアのコーティングだと考えられます。

    燻製が食物タンパク質への雑菌侵入をタール成分でバリアコーティングする様にタバコのフレーバーでもあるタール成分には生体細胞への異質タンパク質の侵入を阻害する働きが期待出来ますね。

    ただタールコーティングも多すぎると生体細胞の代謝呼吸を妨げタンパク質の変異を呼び込み癌細胞を作り出しかねないので中庸たるバランスが重要となります。

    一般的な統計学での肺癌発生率と言うのは癌に罹患した患者の総数に占める喫煙者の割合に過ぎません。中庸喫煙を継続して健康管理をしている者の総数は遙かに多いのに全く無視されているのです。

    統計学の分母を鑑みず病原の検証をなおざりにする医療の建前理想論がそこに見えてくるのです。  

自然界というものはその攻撃に対処する防衛法を対角に必ず用意しているものです。適者生存という神化の試行錯誤はその原則に基づいてきたのです。バリアコーティングについての臨床研究が進捗することを願ってやみません。