脳内恐怖心理と生理学的進化

現在手に入る薬物には代謝排泄可能なものと覚せい剤の様に心理的なトラウマを脳に刻み込んでしまい生理学的排泄不能なものがある。代謝システムは数千万年に及ぶ命を掛けた試行錯誤の末、生き残って未だに進化を刻み続ける唯一無二の反応に根ざす制御である。脳が受けるトラウマには直接快楽的な物と恐怖、不安から逃れる為の依存中毒と言う相対的なものがある。覚せい剤のもたらすトラウマを排泄するには記憶脳制御を作り直すしか無いのだろう。脳と言う臓器に巣食う癌のようなニューロン構成を生理学的に排泄して新しくアミノ酸ニューロン構成を作り変えるしかないだろう。ニューロン構成自体がトラウマ型変異をみせている事は一種の癌化したと見る以外無いのだ。副腎皮質ホルモン剤を始め人口のホルモン製剤に見られる副作用は進化による試行錯誤ほど的確な代謝作用を持ち得ていないからだ。数千万年に及ぶ試行錯誤の進化こそ神の為せる技と言い切れるだろう。